どうも、まつもとです。
とりあえず今すぐお金がほしい。
そう思ってビジネス初心者がはじめるのにオススメなのが転売です。
ぶっちゃけ中学生でも、おばちゃあちゃんでも稼げてしまいます。
まさに能力問わない、誰でもできるビジネスです。
当時、アイドルのTシャツや一番くじのグッズを転売していたのは19歳のときでした。
ぼくは読み切った漫画をとことんメルカリで売っていたのです。
『監獄学園』だったり。
『進撃の巨人』だったり。
『NARUTO』だったり。
『聖☆おにいさん』だったり。
また読みたくなれば買い戻せばいいやといったマインドでメルカリにどんどん出品していました。
ほぼ新品と思わせるためにいろいろ工夫していましたね。
見やすいように漫画をならべて写真を撮ったり。
漫画が汚れていない証明をするために、ページをめくる部分を並べて写真に撮ったり、
このへんの知識はメルカリで『販売済み』を調べたらわかります。
初めて自分で商品を売る体験ってのはかけがえのないもので。
『ぜひ購入したいです』と続々とコメントが来て、はじめて商品が売れたとき、
「うおおおお!マジか!売れた!!」
とテンションが上がりました。笑
ただ一番最初に漫画を売ったときは、相場が4980円くらいだったのに。
2000円で売ってしまって、
「やってしまったああああああ」
と若干後悔したりなんかもしました。
このへんは漫画を売ったことのある人ならあるあるだと思いますw
そういった経緯もありメルカリで物が売れることに味をしめました。
そして僕はアイドルのTシャツを売り出すようになります。
当時ぼくは19歳で、在宅浪人をしていました。
女性との出会いが皆無すぎて、『でんぱ組.inc』というアイドルを推し始めたのです。
アイドルはライブや何かイベントをやるたびに限定グッズを出します。
バイトはしたくない、でもお金が欲しい。
そんな社会不適合者な僕は、ひらめきました。
「限定グッズ…これ転売したらよくね?」
実際にメルカリの市場をみてみると、公式が販売してる値段よりも2000円、ものによって5000円上乗せしてても売れていました。
マジか、そんなにグッズって需要あるんだ。
どうしても欲しいけど場所が遠くて来れないひと。
どうしても欲しいけどスケジュール空かなくて来れなかったひと。
そういったひとたちが、
「うーーん、ちょっと高いけど仕方ない!!」
と購入してくれます。
そこに目をつけたぼくは、
「これならバイトしなくてもグッズ売るだけで来月のライブ行けるじゃん!やったろ!!」
と転売ヤーの道に進みました。笑
当時のぼくにとっては天職みたいなものでした。
ライブのついでに限定グッズを買う。
3時間くらい列に並んでいるあいだ英単語を覚えたり、ネクステやったりしてました。
ちゃんと勉強してから、最上もがという推しに出会えてライブを楽しんでいたので1ミリも罪悪感なかったですねw
そしてその日買った限定ペンライトや限定Tシャツをメルカリで売ります。
こういうのを売ってました。
あと僕はものに執着がなかったので、サイン会でサインしてもらったCDとかも、
「1000円のCDが、8倍の高値で売れるやん」
ってことで見境もなくメルカリやヤフオクにガンガン出品していました。
今思うとそこまでしなくてもwって思いますが、当時は1円でも稼いでライブに行きたいという想いが強かったですね。
で、そうしてくるとだんだんアイドル以外にも種銭がないか探るようになりました。
5000円で怪しい転売のセミナーに参加したりなんかもしました。
そこでAmazonとブックオフやゲオといった実店舗で価格差があることを知りました。
そのセミナーで最後に30万円くらいの起業塾が案内されて、まんまと入る気満々でした。
でも手元にはお金がない。
19歳だからクレジットカードもない。
そもそも起業塾側が未成年を相手にしたくない。
っていうのもあって、ササッと帰るほかなかったのです。
ただ5000円払って何もしないというのは、金欠だった当時の僕にとっては愚行で。
自宅に帰ってから1 日中セミナーで教わった通り Amazon でリサーチしていました。
すると、約8000 円の利益を得ることができる神商品があったのです。
それが『一番くじ』でした。
「鬼滅の刃」とか「エヴァンゲリオン」とか、よくローソンとかに置いてあるやつですね。
どれくらいの確率で当たるか分かりません。
でもツイッターで一番くじの情報を見ているとかなり頻繁に当たるみたいでした。
当時、一番くじのなかでも超人気だった『ピカチュウねぶくろ』という企画がありました。
「とにかく資金が欲しい」
と、この『一番くじ』までに人生ではじめて派遣バイトを申し込みました。
幕張メッセのイベントホールで椅子をならべる日雇いバイト。
床のあらゆるところにシールを貼るバイト。
「なんて生産性のない時間なんだ。俺は一体なにしてるんだ?」
そう思いながらも、なんとか 5 万円を貯めました。
あくまでも親にはバレないように、
「アンタ浪人生なんだからバイトなんてしてるんじゃありません!」
と叱られないようにやってました。
そしてピカチュウねぶくろ一番くじキャンペーン当日。
バイトで貯めた資金でアニメイトに向かいました。
コンビニだとハズレしか入っていないというデマを信じたせいで、アニメグッズ専門店へチャリで行きました。笑
今思えば、一番くじって再現性のない運ゲーでギャンブルですよね。
5万円を片手に、500円×10回くじを引きにいきました。
ドキドキしながらレジに並びます。
もうすでに一番くじを引いてるひともいました。
自分が待っているあいだにA賞だったり、B賞だったりが当たっていきます。
「もうちょっと早くきてれば・・・!」
油断して1時間遅れてきた自分を呪いました。
そしてなんとか自分の番まで辿りつきます。
在庫はまだ残っている様子…。
ただもう当たりはすでに何発か出てしまっていました。
ドックンドックン、と心臓が鳴ります。
こういうくじ引きで当たりがでたことなんてほぼありません。
緊張の1枚目。
ぺリッ
ハズレ。
2枚目…。
ハズレ。
3枚目…
店員「D賞でーす」
+1000円の利益。
4枚目…
店員「F賞でーーす」
ゴミやんけ。次こそ…!
5枚目…
店員「F賞でーす」
いやどんだけ運ないねん。
もうすでに半分を折り返しました。残りあと5回。
なんとしてでも最低C賞はいただきたい。
そして迎えた6回目…。
ドローー!!
店員「おめでとうございます、B賞です!」
(*'▽')キターーー!!!
そして8回目に、なんとA賞を獲得。
いちばん最後にさらにC賞を獲得。
「よっしゃああああ!!オラア嗚呼!!」
運よく見込み+5 万の利益を得ることができました。
家に帰ってさらに、
・メルカリ
・ヤフオク
・Amazon
と、どこで売った方が利益が最大になるかリサーチをします。
メルカリではC賞。
ヤフオクでA賞。
AmazonではB賞、を出品。
Amazonでの出品は初の試みだったのでググりながら何とか個人でも出品できました。
こういう大きいプラットフォームだと自分で集客する手間が省けるので楽です。
メルカリでは出品したら即日で購入され。(+5000円の利益)
ヤフオクでは1週間後に落札。(+15,000円)
Amazonは約3万円とかなり攻めた価格だったので、なかなか購入されませんでした。
もう諦めてメルカリで売ろうと思っていました。
しかし…出品してから約1か月がたってからの購入されたのです。(+29,800円)
こうして手元に残った資金は約10万円。
バイトをろくにしていない19歳浪人からしたら十分大金でした。
そこからさらに転売ビジネスに拍車をかけます。
仕入れが安くできて、高い値段で取引されているものを再び調べまくりました。
すると今度は推しである『最上もがの限定 T シャツ』が数量限定で販売されるとのこと。
「お、これはイケるんじゃね!?やばい熱い!」
とあるブランドやら有名なイラストレーターとコラボするときは必ず取引価格が高騰します。
T シャツ 1 枚 5000 円が、1 万円で。
帽子1つ5000円が2万円で売れるとかザラでした。
もちろん希少であればあるほどライバルが増えます。
電車で行ける範囲でお店に電話して予約をしまくりました。
なかには電話では予約できないとこもあったのでお店の前に 2 時間前に待機して T シャツやら帽子を買ったりしていましたね。
そして買った商品を速攻でメルカリにアップ。
すると速攻でコメントが来て、
「ぜひ購入したいです」
とT シャツやら色んな限定グッズを全て売りさばいていました。
これで約30万のお金が貯まったわけです。
これを元手にさらに違う転売ビジネスに手を出しはじめます…。
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